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会社の在籍確認なしのカードローンってあるの?

会社の在籍確認は、カードローン審査の中でも嫌がる人が多いものです。会社の在籍確認が怖いからカードローンが使えない・・・という人もいるかも知れません。

ここでは、カードローン審査でよく聞く在籍確認のやり方と電話されたくない人の対処方法を見てみましょう。また、在籍確認の電話を会社の人に知られないための工夫も少しだけ紹介します。

在籍確認ってどんなもの?

在籍確認とは、カードローンの審査を申し込む際に記載する勤務先が正しいかどうかを確認するためのもので、会社宛に電話をかけて行います。簡単な確認の電話にすぎないものですが、カードローン会社にとっては大事な確認となります。

数分で済む簡単な本人確認

カードローン会社が在籍確認の電話で確認したいことは、本当にその会社に勤めているかどうかです。

そのため、会社に電話をかけて本人が電話口に出たら、名前や生年月日などの簡単な確認を行うだけで済みます。また、本人不在であっても、電話に出た会社の人の対応で確認できれば終わります。

不在の時に「いません」「休みです」などの対応をされると、退職したためにいないのか、単なる休暇か休職中か、分からないため、再確認のためにかけ直しされる場合もあります。

<参考>
https://tantaka.co.jp/okanekariru/archives/57


在籍確認は属性の最終チェック


在籍確認の電話は嫌がる人が多く、場合によってはクレームとなる可能性があるため、カード会社では審査の最終段階で行うことが多くなります。最終チェックなので、在籍確認の電話があった場合には審査が順調に進んでいると考えられます。嫌なものかも知れませんが、良いサインでもあるのです。

消費者金融の在籍確認は個人名で電話がきます

在籍確認の電話のしかたは、業者によって少し違います。消費者金融では基本的に個人名で電話をかけてきます。消費者金融イコール借金というイメージがあるため、借金していることを勤務先に知られないようにする目的があります。


銀行の在籍確認は銀行名で電話がきます


銀行カードローンの在籍確認の電話は、銀行名そのままでかけてきます。これは、銀行には口座開設や、人に知られても問題のない商品も多いためです。


在籍確認なしのカードローンってあるの?


カードローンを借りる上で、少し憂鬱な在籍確認。電話がかかってくると、電話を受けた会社の人が「あの人はカードローンを利用しているのかしら?」などと思われる恐れもあるため、在籍確認なしで審査できた方が嬉しい人もいるでしょう。しかし、在籍確認なしのカードローンは実際にあるのでしょうか?

在籍確認は必ずある

カードローンにおいて「在籍確認」は絶対に避けられるものではありません。カードローン会社は、その人の返済能力を信用して融資を行うため、その基礎となる勤め先の確認は欠かせないのです。そのため、「電話」をするかどうかはともかく、何らかの方法で「在籍確認」を行います


WEB完結申込みなら「電話連絡ナシ」


在籍確認自体は避けられませんが、WEB完結申込みなら「電話連絡ナシ」を行うサービスを実施しているところもあります。

消費者金融「SMBCモビット」のWEB完結申込みは、電話連絡ナシで審査を進めてくれる業者です。ゆうちょ銀行、三井住友、または三菱UFJ銀行に口座があり、社会保険証か組合保険証を持っている場合に利用可能です。

また、「アイフル」などでは書類での確認は「応相談」となっています。特定のサービスは確立されていないものの、例外的に書類で在籍確認が出来る可能性があるということです。

銀行などでも、個々の事情や勤務先の電話の取次ぎ事情などによって、こうした例外的な措置を取ることがあります。

電話なしの場合に必要な書類や確認方法

電話なしで在籍確認を行う場合には、カードローン会社から指定されている書類を提示する必要があります。「SMBCモビット」のように社会保険証や組合保険証を指定される他、社員証や雇用契約書、在籍証明書、給与証明書や源泉徴収票などの指定が多くなっています。複数の書類を指示されることもあります。


「電話なし」でも状況次第で電話するケースも


在籍確認の電話なしと言われているカードローンでも、審査状況によっては電話が必要となることがあります。必要な電話確認ができない場合には審査が停滞、もしくは不可となる可能性が高くなります。ただし、あらかじめ「電話をしないでほしい」と伝えた場合には突然許可なくかかってくることはありません。

在籍確認の電話にビクビクしないためにできることは?

在籍確認の電話は、絶対条件ではないものの、かなりの確率で必要となりそうです。カードローンでお金を借りることは悪いことではありませんし、本来ならば電話を怖がることはないでしょう。しかし、やはり知られたくないというのであれば、積極的に対策をしておきましょう。

電話には自分で出ましょう

在籍確認の電話を誰かに知られるのがイヤならば、自分で出てしまえば良いのです。自分が受け取りやすい大体の日時を指定することはどこの業者でも大抵可能となります。そうすれば、どんな風に電話をかけられようと疑われる確率は少なくなるでしょう。

前もって自分から話を作っておきましょう

普段から電話を取らない人や外出が多くて電話に出られないこともあります。そんな場合には、前もってこちらから電話に出やすい人に話を通しておくと安心です。

別に本当のことを言わなくても問題ありません。カードローンと言うのに抵抗がある人でも、カーローンや教育ローンの審査、クレジットカードに申し込んだ、などの理由であれば周囲の理解も得やすく、抵抗感が少ないかも知れません。

この場合には、下手な嘘をつかないことが大切です。個人的な知り合いから電話が来る、といえば「会社で私用電話をする」と思われますし、仕事の電話だと言っても個人名でかけてくる取引先はありません。ヘンな嘘をつくよりは、真実にちょっと近い嘘をついておく方が安全です。


携帯からかけ直しましょう


カードローンの審査の電話では、電話口で名前や生年月日、申し込みをしたかなどの確認が行われます。それを周りの人に聞かれないために、かけ直しを提案してみましょう。既に会社の固定電話で本人とつながっているので、了解してくれる可能性も高くなります。後は、一人になれる場所でかけ直せば良いだけです。


銀行カードローンを利用しましょう


カードローンの在籍確認の電話は有名になってしまったため、個人名でかかってきた電話でもカードローン審査がバレるリスクが高くなっています。そのため、個人名での電話もイヤだという人も増えました。

自分で電話に出られず、疑われるリスクが高い場合には、消費者金融ではなく銀行カードローンを利用する方が安心です。銀行カードローンは銀行名で電話をかけてきますから、「口座開設で不備があった」「営業の電話だった」などの言い逃れがしやすくなります。

また、消費者金融でも業者によってはその消費者金融のグループ名やコールセンター名でかけるなどの対応をしてくれることもあります。

まとめ

カードローンの在籍確認「まとめ」


在籍確認はカードローン業者や銀行が、申し込み者の信用を確認する大切な手続きです。そのため、在籍確認を全くしないで審査に通ることはできません。

しかし、カードローンの中には、電話の代わりに書類で在籍確認ができるものもあります。こうしたサービスを利用したり、業者に相談するなどで、快適な審査通過を目指しましょう。また、自分で出来る工夫もあります。

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